2006年05月13日
モンゴル、ラム肉料理、シュパウロー
最後のラムチョップを頂きました。
モンゴル風塩ゆで料理『シュパウロー』です。
実は、「熟成」が進んで、ちょとやばいんじゃないか?と言うくらいになり、(^_^;
ハーブ網焼きに切り替えようかとも思ったんですが、勇気を持ってやってみました。
作り方は、超簡単。
ラム肉を塩ゆでするだけ。
簡単すぎ!
写真は、茹でる前のショット。
ネギとショウガのざく切りを羊肉とひたひたの水に浸し(付け合わせのジャガイモやニンジンなどの根菜類も一緒に煮ると幸せ)、沸騰したら、“徐々に塩を加えます”。
「徐々に」というのがポイント。
たぶん、浸透圧の関係。
いきなり塩分濃度をあげると、具材の水分が抜けて代わりに塩分がはいりすぎるから。
ある程度タンパク質の固定を待って、味付けをしようというこではないかと想像します。
タレは、ネギ、ショウガ、ニンニクをみじん切りしたものと、醤油、酒、みりんを合わせたもの。さらに三つ葉を加えます。
2時間ほど茹でたら、このタレにつけていただきます。
出来上がりはこんな感じ。
肉は、箸で崩れるほど柔らかくなっています。
日本料理で言えば、「鶏肉の水煮」。
若干の羊肉の香りを残しながらも、実にあっさりとしたもの。
これは、美味しー&ヘルシー。
やるじゃん、「塩ゆで」!みたいな感じ。
日本酒はちょっと無理としても、泡盛なんかぴったり。
牛や豚ではこうはいかんでしょう。
羊肉って、バリエーション多そうですね。
今回は、とっても上等な部位を使いましたが、
この料理で使う部位は、逆にもう少し「アラ」的なもののほうが良いかも。
見た目は、ダイナミックなイメージですが、実はなかなか繊細な料理だと思います。
投稿者 aw@bitlog : 2006年05月13日 21:35
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/552
コメント
浸透圧の説明がいいなあ。(*^。^*)
鍋のなかの「しょうが」も皮を剥いてない。(←ウレシイ) これが主婦だと大抵剥いてるんだよね。何でもピーラーでシュッシュッするの。
牛肉でこれをやるとお肉がコンビーフみたいになっちゃうね。最近我が家では牛肉さん出番が少ないわ。
豚肉は出来るよ。肩なんかを使うんだ。安上がりです。似る前に焼き付けます。
タレも参考にさせていただきます。いただきレシピです。
私の場合、麦味噌をちょっと混ぜてみよう。
投稿者 ネエサン : 2006年05月14日 01:06
ショウガの皮を剥くのは、生で食す時のみですね。
このレシピは、ここで見つけました。
http://www.aurens.or.jp/hp/caution/cocking2.html
麦味噌はバッチリ合うでしょうね。
三つ葉の代わりに、パクチーとコチュジャンを加えると、エスニックな味わいになると思います。
投稿者 aw@bitlog : 2006年05月14日 04:59
うまそ!炭水化物抜きには、そのまるのままのジャガイモが
たまらなく素敵に見えます。あぁいやもちろんラムチョップ
も!ぼくは臭みも含めて好きですよラムは。
投稿者 taaa : 2006年05月14日 11:31
塩で茹でただけの新じゃがって、ウマー!ですね。
翌日体臭が、やや欧米人化してました。(^_^;
投稿者 aw@bitlog : 2006年05月14日 17:15
ゆで汁をラーメンのスープにしました。
固まっていた脂は全て捨て、水を足して湧かし、余っていたタレを加えました。
具は、鶏肉と、同じく余っていた三つ葉をどっさり。
ナンプラーを少し足して、味を調えました。
脂を取り除いたおかげで臭みもなく、実にさっぱり味のアジアンテイストです。
実に良いダシが出ています。
小麦粉の麺じゃなくて、フォーにすれば良かった・・・。
この料理をしたときは、必ずフォーを用意しましょう。
投稿者 aw@bitlog : 2006年05月14日 21:24
そういえば、昨日のでなーはアメリカ産神戸牛? とバッファロー、そしてラムでした(^^ゞ
投稿者 Nylaicanai : 2006年05月14日 22:27
まさにお肉三昧ですね。
帰ってこられたら、
「え、本当にNylaicanai氏?」
ってなことになってたりして。(^_^;
投稿者 aw@bitlog : 2006年05月15日 05:57